2024.2.1 第2169回例会を開催しました。本例会は、『平和構築と紛争予防月間に因んで』 (担当:国際奉仕委員会)新海昌臣国際奉仕委...

2024.2.1 第2169回例会を開催しました。本例会は、『平和構築と紛争予防月間に因んで』
(担当:国際奉仕委員会)新海昌臣国際奉仕委員長にお話しいただきました。

日本人初・女性初の国連難民高等弁務官として、難民支援と平和構築に尽力された緒方貞子さん

冷戦後の不安定な世界情勢の中、世界各地で民族対立を背景とした紛争が頻発する。
大量に発生する難民の命をどう救うのか。緊急人道支援だけでなく、より幸福な生活を送る機会を人々に提供するために、自ら紛争当事者と交渉するなど政治的対応にも奔走され、国際社会に「人間の安全保障」という概念を確立されました。そして、92歳の生涯を世界の人々の命に捧げたのでした。

ところで、その緒方さんは、ローターリークラブとも深い縁があり、学生時代はロータリーの奨学生でもありました。内向きな姿勢になりがちな日本人へのメッセージとして、
「大切なのは人々の命を救うことで、そのためには、現場に赴くことである。」という熱いメッセージは、私達ロータリアンの心にも響くものがあるでしょう。

熱く語る国際奉仕委員会の新海委員長のメッセージが、私達の胸に突き刺さりました。